物流博物館

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乗車式荷馬車模型

乗車式荷馬車模型

大正末~昭和初期

日本で馬車が使用されるようになったのは幕末・明治時代以降のことです。特に大正12年(1923)の関東大震災後の緊急物資などの輸送に貨物自動車では間に合わず、全国各地から集められた荷馬車が活躍し、これを機に再評価されました。

帝国競馬協会(現・日本中央競馬会)は馬の利用方法を改善し、その能率の増進を図るため、大正14年(1925)~昭和3年(1928)に、乗車式荷馬車調査委員会を設置。調査の結果、乗車式の方が馭者が先に立ち馬の口を曳く徒歩式よりも輸送効率を増進できるとして、乗車式の普及に力を入れました。本資料はその啓蒙普及活動に使用されたと考えられるものです。

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