物流博物館

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荷役近代化への道~現場人はいかに闘ったか~

荷役近代化への道~現場人はいかに闘ったか~

昭和41年(1966)編集/白黒/28分
企画:荷役研究所/製作:マツオカ・プロダクション

<製作スタッフ>
製作・脚本・演出:平原直/撮影:鍋田高久・中村正男・平原直

<内容>
戦後間もない時代の荷役現場の人々の姿を記録した貴重な映画。100kgの木材を頭上運搬する女性たち、樽物を回転させ指先で運ぶ荷役、厳冬の北海道の海岸で繰り広げられるアイヌの人々による壮絶な原木丸太の荷役作業、フォークリフトやローラーコンベアの導入当初の様子など、当時の現場人の姿が多数紹介されています。丹念に記録された映像は、戦前から荷役現場に身を置き、荷役の近代化・機械化・パレチゼーションの普及のパイオニアとして知られる日本の荷役近代化の父・平原直 氏が、主に昭和20年代に全国を回り撮影したものです。

同氏は昭和23年(1948)にコダック社の16mm撮影機を入手、同24、5年頃より日本各地の荷役現場の撮影を行い、荷役の機械化を説くための講演会などで上映を行っていました。映画「荷役近代化への道」は、同氏が撮りためた映像を自ら脚本を書き昭和41年(1966)に再編集して制作されたもので、類を見ない貴重な映像記録となっています。

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