物流博物館

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イベント

1999年度の映画上映会

第1回 「日通映画を見る会」

開催日:1999年4月6日(火) 14時~15時30分

こうして米は運ばれる
1959年/カラー/31分
食糧庁・日本通運・旧国鉄が協力して行っていた主食輸送の様子を紹介した作品。米の買入れ検査、政府指定倉庫からの蔵出し、消費地へ の輸送の風景などを、米穀輸送のしくみをわかりやすく解説しながら描いています。山間の村々、水郷地帯、豪雪地帯、離島など全国各地にロケーションを敢行した大作です(フィルムの保存上、ビデオテープによる上映となります)。
花開く日本万国博 EXPO'70
1970年/カラー/35分
万国博覧会の輸送に携わった日本通運の仕事を追った作品。全編オリジナル音楽を使用し、日本中を沸かせた一大イベントの裏方を支えた日通の仕事ぶりを記録しています。数ある万博記録映画の中でも、出色の作品といわれています。
黄色い車-運転手心得より-
1958年/カラー/19分
「黄色い車に誇りを!」ハンドルを握って20年のベテラントラック 運転手と、後輩の若い運転手が業務に励む姿を追いながら、当時の「運転手心得」を平易に解説した作品。啓蒙的な内容でありながら、当時の「黄色い車の主人公」たちの仕事に対する誇りや情熱が伝わってくる作品となっています。

第2回 5月の物流博物館 映画上映会

開催日:1999年5月13日(木)・23日(日) 14時~15時

物の流れ
1950年頃/白黒/20分
占領下日本の輸送事情を記録した貴重なフィルム。鉄道貨物輸送、始まったばかりの東京-名古屋間の自動車便や国際航空貨物輸送などの紹介を通じて、輸送の重要性をアピールしています。貨物駅や港湾での荷役作業や当時の交通事情など、半世紀前の輸送の姿がスクリーンによみがえります。
黄色い車-運転手心得より-
1958年/カラー/19分
「黄色い車に誇りを!」ハンドルを握って20年のベテラントラック運転手と、後輩の若い運転手が業務に励む姿を追いながら、当時の「運転手心得」を平易に解説した作品。啓蒙的な内容でありながら、当時の「黄色い車の主人公」たちの仕事に対する誇りや情熱が伝わってくる作品となっています。

第3回 6月の物流博物館映画上映会 映像資料が語る物流の戦後史 Vol.3

開催日:1999年6月3日(木)・20日(日) 14時~15時30分

国宝の旅立ち
1980年/カラー/24分/製作:岩波映画製作所
東大寺大仏殿昭和大修理の完成を記念して各地で開かれた「東大寺展」に際し、出展される文化財を梱包、輸送、展示する日通の美術品輸送の仕事を追った作品。とくに美術品の梱包作業に重点を置いて描かれており、三月堂本尊の不空羂索観音の宝冠、東大寺初代別当の良弁僧正坐像などが、専門家の立会いの下、熟練技術者の手によって細心の注意を払われて梱包されていくようすが紹介されている。
オリンピックを運ぶ
1964年/カラー/40分/製作:輸送経済新聞社
1964年に開催された東京オリンピックを、輸送という側面から描いた作品。ヨット、カヌー、ボート、競技用の馬など、競技に必要な資材その他の輸送、約2万におよぶ選手・役員の荷物の輸送のほか、開会式に放たれる約1万羽の鳩の輸送、マラソンコース等の標識や立て看板などの設置、マスコミ関係者のための映画フィルムやビデオテープの輸送など、オリンピックの裏方を支えた日通の仕事振りを描いている。

第4回 7月の物流博物館映画上映会 映像資料が語る物流の戦後史 Vol.4

開催日:1999年7月1日(木)・18日(日) 14時~15時30分

荷役近代化への道~現場人はいかに闘ったか~
白黒/28分/企画:荷役研究所/製作:マツオカプロダクション
戦後間もない時代の荷役現場の人々の姿を記録した貴重な記録映画。100キロの木材を頭上運搬する女性たち、重い箱物の角回しによる荷役、樽物を回転させ指先で運ぶ荷役、原木丸太を零下15度の海中に押し出す北海道のアイヌの人々、石炭を大勢の人間が手送りで送る天狗取り荷役、コロや梃子による重量物の荷役など、丹念に記録された人力・畜力荷役の映像を編集した作品。フォークリフトやローラーコンベアの導入当初の様子も紹介されている。
荷役はかわる 第2集
1960年/カラー/40分/企画:日本通運株式会社
輸送現場における荷物の積み下ろしなどを行う荷役作業は、昭和30年代に近代化が急速に進展した。この作品では、当時導入が進んでいた機械化された荷役や新しい包装技術を数多く紹介している。パレット、フォークリフト、トレーラが一体となった能率的な輸送の様子や、パレットによる一貫輸送、当時の新しい合理的な包装方法、コンテナによるさまざまな製品の輸送のようすなど、当時の最先端の荷役現場を間近に見ることができる作品。

第5回 8月の物流博物館映画上映会 映像資料が語る物流の戦後史 Vol.5

開催日:1999年8月8日(日)・26(木) 14時~15時

カメラ便り 北から南から 空港ア・ラ・カルト
1957年/白黒/13分/共同制作:ラジオ東京・大阪テレビ放送・北海道放送・中部日本放送
昭和30年代初め頃の各地の飛行場を取材した作品。羽田、八丈島、小牧をはじめ、遊覧飛行専用の飛行場まで、大小さまざまの空港をユーモラスに紹介している。テレビ番組として放映された作品。
翼は運ぶ
1966年/カラー/30分/企画:日本通運株式会社
日本各地にロケを行い、当時の航空貨物の業務をわかりやすく紹介している。ジェット化が進み、航空貨物輸送が本格化しつつあった昭和40年代初頭の作品。

第6回 9月の物流博物館映画上映会 映像資料が語る物流の戦後史 Vol.6

開催日:1999年9月2日(木)・19(日) 14時~15時

300トントレーラー
1960年/カラー/25分/企画:日本通運株式会社/監督:松本俊夫・高島一男/脚本:野田真吉
超重量品輸送の歴史上、画期的といえる300トントレーラー運行の記録。横浜線橋本駅から西東京変電所までの約17キロを、大型変圧器が輸送されていく様子が克明に描かれている。
超重量に挑む-500トントレーラとシキ611
1971年/カラー/20分/企画:日本通運株式会社
重電機器類の大型化にともない、1971年に新たに開発された500トントレーラと、重量品専用貨車シキ611による大型変圧器輸送の様子を、わかりやすい解説とともに描いている。

第7回 10月の物流博物館映画上映会 映像資料が語る物流の戦後史 Vol.7

開催日:1999年10月2日(土)・17(日) 14時~16時

トレーラーとのせかえ車
1950年代後半/カラー/23分/企画:日本通運株式会社/脚本・演出:菅家陳彦
三輪トレーラやトラックの荷台が脱着可能な「のせかえ車」の活用について紹介した業務研修用の作品。これらを用いることによって、鉄道貨物の集配作業が各段に能率化するようすを描いている。
荷役はかわる-通運のパレット作業-
1958年/カラー/51分/企画:日本通運株式会社/脚本・演出:岩佐氏寿
貨物輸送の現場における、パレットの利用による荷役の近代化について紹介した作品。鉄道貨物の積卸し作業を中心に、荷役作業の合理化・機械化のようすを、さまざまな例をあげながら描いている。
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